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丁字路

サラリーマンYと脱サラリーマンTが書くブログ

丁字路

―別々の道を選んだ2人の記録―

(T) 勘定科目<自分>について

まだ会社に勤めていていて、簿記の資格取得のために勉強していた時に考えた、ちょっとためになりそうな話。

 

ためになる話の前に、

軽く簿記の説明をしなければならない。

ここをちゃんと読まないと重要な部分がわからなくなる。

 

 

簿記には2つ大きな財務諸表(なんかすごい重要な表)がある。
貸借対照表(バランスシート、B/S)と損益計算書(Profit&Loss、P/L)。どちらの表も真ん中に大きな線が縦に引かれていて、記入する欄が左右に分かれる。

B/Sには左側に資産(の増加)を、右側に負債(の増加)を書く。
P/Lは左側に費用(の発生)を、右側に利益(の発生)を書く

ここには"勘定科目"というものをひたすら書いていくんだけど、、
そいつらがそれぞれさっきの資産、負債、費用、利益に分類される。

現金(資産)、土地(資産)、未払金(負債)、光熱費(費用)、広告費(費用)、売上(利益)、受取利息(利益)等々、、、

そしてこいつら勘定科目に何かしらの動きがあったらそれをその都度書いていく。


例えばなんか商品を100円で買ったとしたら、貸借対照表に、

商品(100) / 現金(100)
↑資産の増加 ↑資産の減少

その商品を150円で売ったら

現金(150) / 商品(100)
売上(50)
↑資産増加 ↑資産の減少
        +利益の増加

こんな感じで日々の仕訳(しわけ)がある。
それを年に一回まとめたものがB/SとかP/Lになる。






(貸借対照表)


ざっとこんな感じになる。

サラッと説明したけど、簿記の試験ではこのB/Sを作るの結構めんどい。
なんか決算日になって、金庫からお金(資産)が見つかったり、あとは建物(資産)が火事でなくなったり、なんか無駄に別の会社買収したり、、、
くそめんどい算数を結構短時間でやらないといけなくて、なんか焦るし、はっきり言って二度と勉強したくない。

そんな感じの低めの意識でずっと勉強してたから、無駄ごともたくさん考えてた。


"自分の今のB/Sつくったらどうなんだろ?

資産は預金が150万くらい、、あと有価証券(株とか)が80万円くらい、あとはー、家はないし、土地もない、チャリが5万円くらいの価値かな、、、

うわ、全然資産ないなっ、こんなもんか、、他になんかないかな?"

 


そこで、勘定科目<自分>を思いついた。


給料を貰った時の仕訳は

現金(20万)  /  自分(20万)
↑資産の増加    ↑資産の減少



このように毎月自分が削られてることになる。

自分(資産)の価値はだいたい生涯年収くらいか。



[MY資産]
現金  150万
株   80万
チャリ 5万

自分  3億


おお、自分やばい、文字通り桁外れの資産だ。
これ毎月会社に少しずつ削られていく。
(削られるけど、生きるために現金をくれる、よくできたシステムかも)

ここで思った。
ある程度生涯年収のわかる会社員って"自分"の値段がネットとかに、ゴロゴロしてるし、みんな"自分"が数字で表せるサラリーマンのその安定さを求めて会社員になりたがるのだなと。
就職してなかったり、自営業だったりすると"自分"がいくらか全然わからんしなんとなく不安定だ。大企業だとつぶれにくいから"自分"がより確定的になる。だから大企業に入りたがる。


あと、もう一ついい事思いついた。
株とかで、ちまちま少ない"現金"をコロコロワンワンしてるより3億の"自分"に投資すべきじゃないか?と。

たぶんなんかスキルを得たり、いい給料の会社に転職したりすると
"自分" を増やすこともできるわけだ。

あとは重要だと思ったのは行動のスピード。
"自分"は若いうちの方が基本的に多い、1秒1秒寿命に向かって自動で削られていくと考えていいだろう。
ぼーっとしてゴロゴロワンワン過ごしてたらどんどん"自分"がなくなってく。

 

 

ぼくはいま会社を辞めたので、<自分>

がかなり未知数で不安定だ。

資産を使って、3億円のギャンブルをしているとも考えられる。

怖いけど、がんばる。